ソフトバンク・チャリティスマイル第4回『安心して社会に巣立とう』応援助成金

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ソフトバンク・チャリティスマイル
第4回『安心して社会に巣立とう』応援助成金をいただきました。

この助成事業は、『ソフトバンク株式会社』が2016年2月より実施している携帯電話契約者向け社会貢献サービス「チャリティスマイル」の寄付金をもとに、社会的養護のもとで生活する子どもたちが、社会に自立するにあたり直面するさまざまな困難に対し、困難の解決のあり方を社会的養護施設の退所前から実践的に学んだり、退所した後も子どもたちに寄り添ってサポートする取り組みに対する支援を行っているものです。

この度、チャイルドラインみやぎでは、この助成金を33万円いただきました。

現在、国内で45,000人もの子どもたちが、親の虐待などが原因で児童養護施設や里親のもとで暮らしています。

18才になり、施設や里親のもとを巣立っても親元には帰れず、保証人になってくれる人がいなければ住む場所もないという子どもたちのため、民間のこのような助成金はとてもありがたいものです。

現在、この助成金で支援しているお子さんの状況を、個人が特定できない範囲でご紹介します。

卒業時に高校へ来た求人募集では、寮つきの仕事は一つしかなく、選択の余地もなくそこへ就職しました。仕事は建設関係で、朝早く出発して隣県まで出かけ、夜遅くに帰るという生活が続きました。6ヶ月がんばりましたが、とうとう力尽き、当団体に支援を求めてきました。

その後、いくつかの試験を受け、危うくブラック企業にもつかまりそうになりながら、再就職を果たしましたが、現在はまだ非正規雇用のため給料が安く、とても自立できません。そこへこの助成金が決まったため、毎月の家賃に使わせていただいています。この間、新型コロナウィルス感染症の影響で、仕事が少なくなる時期もありましたが、何とか持ちこたえ、現在は正職員になるためにがんばっています。応援していただいていることに感謝しつつ、少しずつ貯金をして自分で家を借りられるよう努力しています。

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